兵庫県香美町。東洋一!!と呼ばれた鉄橋跡がある海岸線を巡る旅!!

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兵庫県香美町香住区余部。日本海に面する小さな漁村ではありますが、山陰海岸沿いにある多数の漁村とは様子が違います!!JR山陰本線・餘部駅のあるこの漁村は、谷あいに架かる全長約310m、高さ約40mにもなる線路のための大きな橋脚がひときわ注目を集めます。

今回はこの余部地区から山陰海岸ジオパークエリアの海岸線を東へ向かう道中にある名勝・奇勝・景勝地やレクリエーションスポットをご紹介します!!

余部地区のランドマーク

2010年から運用が開始された余部橋梁。このコンクリート製の橋脚の完成により、橋脚区間の列車運行規制風速が20m/sから30m/sへ引き上げられたことと、冬季に発生する強風時の列車の遅延や運休も緩和されているそうです。人や物資の移動が短時間で行われる現代社会では、交通網の安全性と充実は重要視されるため、こうして従来のインフラが整備とともに新しくされていくことは大切なことですね。

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(新しい橋脚の建設開始時期の撮影)

写真にある旧余部鉄橋が1912年に完成したことで山陰本線が全線開通し、山陰方面の交通基盤は格段に良くなったことは容易に想像ができます。ただ、開通時には余部には駅がなかったとのことで、通勤・通学での列車利用は隣の鎧駅までの約2kmを線路上を歩いて通っていたそうです。

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そして鉄橋の運用から40余年経った頃、立派な鉄橋があっても駅がないために列車の利用に関して不便を強いられていた地元住民の働きかけにより1959年に現・餘部駅が設置に至ったとされています。ただ、地元住民が声をあげるだけではなく、谷の中腹にある駅までの道やホームに必要な石材を住民総出で海岸から調達したと資料にもあり、そうした経緯を知ると想像ではありますが、当時の地元住民だけでなく、現在の地元住民の方たちも鉄橋や新しい橋梁への思い入れは特別なものかもしれませんね!!

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現在は鉄橋のごく一部が残され、「空の駅」として整備されています。

香住観光協会 余部鉄橋「空の駅」

そして、橋脚周辺には道の駅もあり、鉄橋グッズの販売や、鉄橋や地元に関するインフォメーションブースもあります。道の駅でご当地情報を収集して次のスポットへ!!

巨大かえる!?奇岩多い香住海岸・今子浦

香住港を東へ進むと、江戸時代には北前船の風待ち港として利用されていた入り江、今子浦にたどり着きます。

山陰海岸ジオパークエリアの海岸線には奇岩が名勝・景勝地になっているところが多く、今子浦には「かえる島」、「千畳敷」、「大引きの鼻展望台」があります。

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かえる島

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絵馬にもかえるが?!(笑)

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潮がもう少し引くとかえる島へも歩いて渡れるほどの岩場が現れます。「千畳敷」と呼ばれる波の浸食によってできた岩場です。

この今子浦周辺にはホテルやファミリーキャンプ場もあり、海水浴にキャンプ、磯での生物の観察を楽しんだりと大人も子どももネイチャーアクティビティが楽しめるスポットとなっています。なんと言っても澄んだ海の青さが素晴らしいですね!!

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そして今子浦北端の岬にある、日本海と香住海岸を一望できる「大引の鼻展望台」からの夕日は「日本の夕陽百選」にも選ばれたこともあるほどだそうで、ぜひタイミングが合えば観てみたいものです!!

今子浦キャンプ場

ファミリーイン今子浦

香住海岸の奇岩・名勝を海から楽しむ

国立公園でもあり、世界ジオパークの認定を受けている山陰海岸ジオパークエリアにある香住海岸。陸側からではあまりそのスケールを感じたり全体を眺めることが難しくはあります。もっと間近でそのすごさを体感したい!!という方にお勧めのサービスがあります!!

香住東港あたりから遊覧船・かすみ丸で出発し、海岸線の奇岩・名勝を巡れるコースがあります!!30分から1時間半ほどの3コースが選べるようで、手軽なクルージング気分も味わえますね(笑)

ただ事前予約や天候によっては出航の見合わせもあるようなので、あらかじめのコンタクトが必要になります。

遊覧船 かすみ丸

山陰海岸ジオパーク

 

真夏のサマースポーツシーズンも後半に入り、海でできるネイチャーアクティビティにも限りがありますが、日本海の海岸線にある名勝・奇勝・景勝地を夏の名残りを感じながら巡られるのはいかがでしょうか?また、夏が過ぎ冬が近づいてくると日本海の味覚、松葉ガニ、香住ガニなど豊かな海の幸を堪能することもできます!!

ぜひ、日本海の味覚を堪能しつつ、海岸線に広がる名勝を訪ねてみられるのはいかがでしょうか?

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