住宅街に点在する悲劇の名将・畠山重忠の旧跡 横浜・鶴ヶ峰周辺を歩く

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開発が進む住宅街に聳える白糸の滝・大滝

本日も、横浜・鶴ヶ峰周辺を歩きます。

白根神社の丘をくだると、滝の音がしてきました。これが白糸の滝の大滝。

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大滝といっても、幅7メートル、高さ3.5メートル。滝の近くまで行けるので、頭から水しぶきをあびて、そこそこ滝の迫力を感じることができました。かなり忘れた部分もありますけど、前回来たときは、深い森のなかに滝があったような気が…。

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今回は、広い公園が目の前に広がり、滝が公園の施設の一部にも感じられます。

巨大なスロープの歩道橋や体育館、図書館は確か当時はなかったですね。住みやすそうだけれど、昔ながらの自然が失われて多少寂しい気持ちも。

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公園でプチおにぎりのセットを食べ、白根通りを北北西に進路をとって進みます。

それにしても、一番変わったのは、お店がすごく増えていること。食事や喫茶のできる店が少ないから、おにぎりをしこたま買い込んだのに、スーパーやコンビニも結構あるじゃないですか。

食事ができる店も少なくない。こんなにたくさんおにぎりを買い込まなければよかったっす。

自動車学校を超えたところで、中堀川を渡って折り返し点へ。ここから別の道を歩いて、鶴ヶ峰駅へと戻ります。

小高い丘の上の稲荷社の境内にあるのが、内藤鳴雪の句碑。

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俳人には疎いので、内藤鳴雪という人は知らなかったのですが、元武士であり、文部省のお役人でもあったのですね。こんな立派な石碑が後世に残るのは、やはり有名な俳人だからでしょうね。文部省のお役人としてではなく、創造的なクリエイターのほうが歴史に名前を刻めるということでしょうか。

 

プチ深山幽谷気分を満喫できる公園がある

右手に巨大なマンション群を眺めながら広い坂道をのぼります。坂の頂上は公園になっていて、今まで歩いてきた地域を見渡すことができました。

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ここから、ふるさと尾根道緑道という名前が付けられているように、尾根沿いに整備された遊歩道を歩きます。

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桜の木が植えられ、満開の頃には多くの人たちの目を楽しませてくれるのでしょうね。

快適な緑道をテクテク歩いてゆくと、右手に深い森に抱かれた公園が…。

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看板には、今宿東公園とありました。アスレチック施設はあるけれど、自然の森をそのまま生かした公園ですな。起伏もかなりあり、郊外の山にハイキングに行ったような気分が味わえます。

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行った日は、広い公園にほとんど人影もなく、プチ深山幽谷気分を満喫できました。

再び緑道に戻り、鶴ヶ峰中学校の横を通るとき、気になる鉄橋が目につきます。電車や車はもちろん、人が通る鉄橋でもなさそう。

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地図を見ると、鶴ヶ峰沈殿池から浄水場へと向かう水路上にある。

これはもしかして、いわゆる水道橋ですかね。古代ローマの水道橋よりはかなり小さいですが、何となく似ていなくもない。

 

謀略で殺された悲劇の名将・畠山重忠終焉の地

先へ進むと、鶴ヶ峰浄水場の脇に、小さな塚がありました。

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立て札には駕籠塚とあります。

何でも、鎌倉幕府の重臣だった畠山重忠の奥様のお墓らしい。もっとも、埋葬の地は何度も変わり、ここに塚が作られたのは1974年らしいのですが。

畠山重忠は謹直な人物として評判が高かったものの、北条氏の謀略によって殺されてしまった。彼の終焉の地がここ、鶴ヶ峰なのですな。

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畠山重忠は、埼玉県の嵐山町にある菅谷館で、北条氏から鎌倉一大事の知らせを受けたらしい。いざ鎌倉!と一族郎党130騎をひきつれて急行しているとき、突然目の前に北条の大軍が現れた。

重忠は名を惜しんで逃げずに奮戦し、討ち死にしたのですか。重忠の奥さんは、夫の死を知って自害。駕籠ごと葬られたそうですね。

それにしても、いざ鎌倉!、至急参上するべしと呼びつけておいて討伐するとは…。たとえ成功しても、なんとも後味が悪い結末ですな。

歴史をいろいろ勉強していると、ホントに正直者が馬鹿を見るということが日常茶飯事だったと気づかされます。それは現代も変わらないことですが、命まで取られることはあまりないですからね。

以前、畠山重忠の本拠地だった埼玉県の嵐山町へ行ったことがありますが、今でも彼の清廉潔白な生き様が多くの人たちに慕われていました。

後世まで高潔な人物評を残したという点では、報われたといってもいいかもしれませぬ。

鶴ヶ峰は、畠山重忠終焉の地として、ほかにもいくつか史跡が残っています。

駕籠塚から近くに、重忠麾下の六騎の塚と伝えられる「六ツ塚」、帷子川と二俣川が交差するところに「畠山重忠公碑」もそうですね。

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鶴ヶ峰駅周辺の繁華街、旭区役所の裏手の住宅街のアパートの横にあるのが首塚。

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現在は、土が盛られた小さな塚の上に、小さな地蔵尊と石塔が建っていました。ここが、重忠の首が祀られた場所なのですか。

しっかりお参りしたのですが、鶴ヶ峰周辺のここ数年の変化に一番驚いておられるのではないかと思いました。

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