まさにグルメの楽園!麻布十番・夜遊びお任せガイド

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麻布十番ってどんな街?

麻布十番は、もともとは江戸時代の頃から参勤交代の大名の江戸屋敷が並んでいた、歴史のある街です。それこそ江戸の昔から続く老舗の点在する、下町情緒あふれる街でした。寺社奉行があった事から、今でも、ちょっと歩くとお寺にぶつかるほど、お寺の多い街でもあります。写真の麻布善福寺はよく有名人の葬儀が行われる大きなお寺です。

お寺

戦後も、都電やバス便が品川、五反田、渋谷などとの間にあるだけで、「陸の孤島」とまで言われ、麻布の高級住宅街を背にした、のんびりした静かな商店街が続いていました。

商店街の中ほどにはパティオと呼ばれるちょっとした公園があって、野口雨情の童謡「赤い靴」のモデルになったきみちゃんをモデルにしたかわいらしい石像があり、十番のシンボルになっています。

きみちゃん

様相が変わったのは、2000年に、地下鉄、大江戸線と南北線が相次いで開通してからです。

特に大江戸線は隣が六本木、その先に新宿がありますから、観光客がどっと増えました。

浪速屋という有名な鯛焼き屋さんがあるのですが、昔はいつでも買えたのに、今では平日でも1時間待ちなどざら、というほどです。

さらに六本木ヒルズができた事で、若い層が流れ込んできました。麻布十番は、若者の街、という顔も持つようになりました。

浪速や

さらに言えば、麻布は大使館が多い事もあって、外国人が多く住んでいます。特に韓国、中国大使館の影響は大きく、美味しい韓国料理や中国料理の店も多くあります。

麻布十番は、下町風情に溢れた顔、若者の街の顔、エスニックな顔と、3つの顔を持つようになったと言えるでしょう。

特筆すべきは、その飲食店の数の多さです。麻布十番商店街振興組合のサイトを見ると、さほど地形的には広くない麻布十番エリアに、和洋中華・クラブなど合わせて、なんと126店ものお店が登録されています。

今、十番は老朽化したビルが建て変えられてテナントビルになり、ほとんどは飲食店が入っていますから、実際はもっとあるでしょう。

麻布十番は、グルメの街と言っても過言ではないでしょう。

和食・寿司

夜遊びするには、まずはガッツリお腹を満たしましょう。和食、お寿司の店が、十番にはたくさんあります。

駅近ということでお勧めしたいのが、「魚可津」。もともとは麻布のセレブ御用達の魚屋さんが出したお店なので、お魚好きにはたまらないお店です。‘鮮度がモットー’、毎日、築地から仕入れる魚を刺身、その他、鍛えた包丁で出してくれます。メニューに迷ったらおまかせコースをどうぞ。刺身、焼き物、焚き物、揚げ物がバランス良く出てきます。

魚可津
http://www.uo-katsu.com/%E5%BA%97%E8%88%97%E6%A1%88%E5%86%85/

意外と食べる機会がないのが、釜飯ではないでしょうか。

ここ「むら田」は、お米屋さんがやっている店ですから、そのご飯の美味しさと言ったら、日本人で良かった、と感激するほどです。年中無休というのも嬉しいですね。

むら田
http://r.gnavi.co.jp/s5tfuv4k0000/

流行の、‘大人の隠れ家的レストラン’の先駆けが、この「暗闇坂・宮下」。十番の喧騒から離れた街はずれに佇む、まさに大人の世界です。少々、お値段は張りますが、それだけの仕事はしてくれます。ヒノキの1枚板で作られたカウンターはじめ、インテリアも素晴らしく、ジャズの流れる中、静かに食事とお酒を楽しんでいると、別世界へ来たような錯覚に陥り、癒されます。

暗闇坂・宮下
http://www.ds-miyashita.jp/

今、筆者の一番のお気に入りは、「地酒・旬水」。何と昨年の東京ミシュランにも取り上げられました。100種類はあるという日本酒と焼酎をちびちびなめながらいただくお料理は、全部が美味しくて、選ぶのに困ってしまいます。白レバーの燻製などは、その場で燻製にして出してくれるので、香り豊かで言葉もなくしてしまうほどです。オープンしてまだ2年ちょっとなのに、早くも予約の取れない店になってしまいました。

地酒・旬水
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13146573/

旬水

十番には、三つの有名なお蕎麦屋さんがあります。「麻布永坂更科本店」、「総本店永坂更科布屋太平」、「総本家更科堀井」です。

「麻布永坂更科本店」は駅に一番近く、お蕎麦の他に一品料理が多くあり、どれも美味しいのです。また、ここのカレー南蛮のファンは沢山います。

「総本店永坂更科布屋太平」は、商店街の中ほどにあり、一番、庶民的な味と値段です。

「総本家更科堀井」は、いかにも老舗のお蕎麦屋さんという風情で、お蕎麦をつまみに日本酒を味わう常連さんも多い店です。

麻布永坂更科
http://www.sarashina-honten.com/

総本店永坂更科布屋太平
http://www.nagasakasarasina.co.jp/html/tahei.html

総本家更科堀井
http://www.sarashina-horii.com/

十番は、寿司店も多い所です。

有名なのは「すし屋のまつ勘」。寿司だけではなく、料亭で修業したという板さんの作るつまみが絶品です。毛ガニとあら汁が名物です。

すし屋のまつ勘
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13001680/

「すし銀」は、直径10センチはあろうかという太巻きが名物。芸能人がよく来ることでも有名です。

すし銀
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13091002/dtlrvwlst/1070247/

レストラン

麻布十番は、フレンチ、イタリアン、その他、大使館が多い関係か、スペイン、メキシコ、タイ、パキスタンなどのレストランも楽しめます。

フレンチなら、「レ・シュー」がお勧め。サーモンピンクを基調とした落ち着いたムードの店内には、季節のお花が活けられてあり、豊富なアラカルトメニュー、四季折々の美味しい食材を使ったコースメニュー、フランス産チーズ、ワイン等を楽しめます。店内は広いので、ブライダルパーティー等にも利用できます。

イタリアンなら、「ラ・コメータ」。イタリアの一流店で修行を積み続けた鮎田シェフは素材、ワインまでも本場の味にこだわります。日本で唯一の「全イタリア料理連合、最高料理人協会」の会員である鮎田氏はたびたびイタリアへ足を運び、今まで食べることの出来なかった食材の輸入も手掛けたりするそうです。そのためイタリアの季節を感じるメニューやその日のおすすめ料理などが好評。肩肘はらずに行ける高級イタリアンとして、20年以上麻布十番で頑張っています。

ラ・コメータ
http://www.cometa.jp/

やはりパティオに面した「カフェ・ラ・ボエム」は、チェーン店ですが、美味しいイタリアンが、非常にリーズナブルなお値段でいただけます。ランチ・タイムから、朝の5時まで営業しているというのも、嬉しいですね。

カフェ・ラ・ボエム
http://www.boheme.jp/azabujuban/

居酒屋

十番で居酒屋と言えば、「山忠」の名を挙げないわけにはいかないでしょう。麻布近辺の居酒屋好きの間では、神のような存在です。

とにかく、麻布とは信じられないほど、安くて、美味しいのです。カウンターには大皿に肉じゃがなどの和食が盛られ、焚き物、焼き物、全てが美味しく安いのです。一人客が多いのもうなずけます。ここでビール1杯飲んで、夕食を取る男性客もたくさんいます。

山忠
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13007197/

もつ煮と焼きとんで有名なのが、「あべちゃん」。店頭でトンや焼き鳥を焼く匂いが、夕方から夜中まで商店街に漂い、お腹が鳴ります。タレは創業以来、継ぎ足して使い続けているそうです。関東風に少し味の濃いもつ煮は、よく煮込まれて、一度、食べたら忘れられない味です。

あべちゃん
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/venue/15791

麻布十番ナイト・ライフ

今、麻布十番で、クラブが増えています。六本木のクラブが、暴力沙汰や麻薬などの問題が多くなってきたからかもしれません。何しろ六本木から麻布十番に来るのは、大江戸線で1駅ですし、芋洗い坂を歩いて下って来てもすぐなのです。六本木でまずひと遊びして、その後、治安のいい十番に移るのが、最近のオシャレな遊び方なのかもしれませんね。

「エル・トウキョウ」は、都内最大のエンターメントスペース。最新鋭のサウンドシステムで聴くダンスミュージックやヒット曲は、ビートが効いて思わず踊りだしてしまいます。

エル・トウキョウ
http://www.tokyo-club.net/ele-tokyo/

最後にバーを二つ、紹介しましょう。

駅から1分の所にある、バーのオーナー/バーテンダーの名前そのものの、「ゲン・ヤマモト」。ニューヨークや都内有名バーで修業を積んできた山本氏が、腕ならぬシェイカーを振るって作り出す、創作カクテルが人気です。フルーツを自在にカットして作るカクテルは、オリジナリティーに溢れています。ただし、夜中12時閉店なので、ご注意を。

ゲン・ヤマモト
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/venue/21239

そしてもう一つは、筆者お気に入りのバー、「バー・ラ・ユロット」。駅からは少し遠い、住民が裏麻布という場所にあるにも関わらず、連日、満員のバーです。ユロットとはフクロウの事で、店内にいくつも置物がおいてあります。古材を使ったインテリアは心癒される空間を演出してくれます。マスターは、都内の有名バーで腕を磨き、9年前に開店。カクテルはオーソドックスなものから、珍しい創作カクテルまで、自由自在に選べます。カウンター8席ほどのバーで、葉巻も楽しめます。

予約は受け付けないので、夜、10時のオープンに遅れる場合は、電話をして、空きを確かめた方が無難です。深夜、3時までオープンしています。

バー・ラ・ユロット
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13030834/

麻布十番・昼の顔

さて、十番のナイトライフについて書いてきましたが、十番にはお菓子の老舗がたくさんあります。

商店街の真ん中、ランドマーク的な場所に店を構える、豆菓子とおかきの老舗が「豆源」。何と慶応元年創業と言いますから、驚きです。ネットでの注文もできます。

豆源
http://www.mamegen.com/company/index.html

豆源

その正面には今川焼、ソフトクリーム、いなり寿司、おにぎりのお店、月島屋があります。ここの深川丼ご飯のおにぎりは絶品です。

月島や

ユーモラスな狸の形の御煎餅が人気、「たぬき煎餅」は、創業1928年、宮内庁御用達です。

たぬき煎餅
http://www.tanuki10.com/

たぬき煎餅

こちらは京都で寛永元年創業、もなかや羊羹の「寛永堂」も見逃せません。十番店ができたのは最近の事ですが、丁寧に作られた最中、羊羹といった和菓子が人気です。

寛永堂
http://www.kaneido.com/

寛永堂

先に述べた鯛焼きの「浪速屋」も、昔から有名です。しっぽまでたっぷり粒あんの詰まった鯛焼きは、出来立てを店内でお茶と一緒に楽しむ事が出来ます。他に、あんみつやかき氷もあります。

浪速屋
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13002775/

麻布と聞くと何かセレブな感じがしますが、麻布十番は庶民的な街です。一昨年前までは麻布十番温泉という温泉まで、暗闇坂の登り口の所にありました。大江戸線と南北線で交通の便も良くなりました。是非、足を運んでください。

麻布十番に最寄りの東京・港区芝公園エリア着の高速バスはこちら

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