町全体があじさいでおもてなし 癒しスポット満載の神奈川・開成町散歩

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

町民が手作りで盛り上げる開成あじさい祭り

本日も開成町ウォーキングを続けます。

CA3A9119

さて、前回からお届けしている開成あじさい祭。

CA3A9144

このイベントは、町民の人たちが手作りで盛り上げているところも好感が持てますね。

たとえば、開成駅からボランティアの町民がウォーキングコースのガイドを務めたり、会場で警備を務めたり。

近くの農家の人たちが野菜や自分の家で作った漬物などを会場で販売している光景も目にします。

メイン会場では、近くの保育園や幼稚園時の合唱、高校生の部活動・お年寄りたちの体操などの発表が行われていました。

CA3A9149

休日には、ジャズやコンサート、県警の音楽隊のコンサートもあるみたいですよ。

中にはプロの演奏家もいるのでしょうけど、客席との近さがいいですね。

行った日は、サブ会場で猿回し大道芸が行われていました。

CA3A9129

その近くには、これも手作り感満載の見晴らし台が作られています。

CA3A9161

見晴らし台は今年から始めたそうですが、あじさいで縁取られた田園風景を一望できました。

CA3A9157

せっかくなら、来年はあじさいで迷路を作ってほしいです。ひまわり畑での迷路が人気を呼んでいるそうですし。

CA3A9135

ただ、あじさいはそれほど高くないから、すぐ出口がわかってしまいそうですが…。

上に扇風機が回っていると思ったら、水田だけではなく、茶畑もあるのですね。

CA3A9164

あじさいと水車小屋との相性もバツグン

ガイドマップを見ると、あじさいの里の近くに公園があるらしいので行ってみることにします。

イベント会場から少し離れると、周りは誰もいなくなってしまいました。

紫外線が降り続く道をテクテク歩き、山王供養水辺公園に到着。

CA3A9176

あじさいの里のすぐ近くなのに、ひっそりと静まり返った隠れスポットでしたね。

昨日の大雨で水量が増した水路のほとりに立つ水車小屋がなかなかいい味を出しています。

CA3A9174

そして、その近くにも定番のあじさいが…。

CA3A9165

高台親水公園へ向かう水路沿いの小道は、せせらぎの音と水田の景色のコラボが絶妙でした。

CA3A9137

あじさいの里と開成町が誇るもう一つの目玉スポット、あしがり郷・瀬戸屋敷を訪れます。

山王供養水辺公園からあじさいの里方面に戻ると、多くの人たちが住宅街を歩いていました。

開成町の重要文化財第一号は江戸時代の豪邸

彼らの後について歩き、迷わずあしがり郷・瀬戸屋敷に到着。

CA3A9193

あしがりとは、葦を刈るが語源とされ、足柄の古い地名らしい。万葉集にも登場するそうです。

瀬戸屋敷は、この地域の名主を代々勤めてきたという瀬戸家のお屋敷。約1800坪の屋敷内には茅葺の大きな主屋、土蔵、薬医門、水車小屋、井戸などが残っているそうな。

母屋は築300年というから、江戸時代中期の建築ですか。開成町の重要文化財第一号となったのも頷けます。

ガイドマップによると、「見る文化財」ではなく、「活用する文化財」として、ひなまつり、端午の節句、七夕、十五夜などの年中行事のほか、さまざまな町のイベントに活用しているとあります。

行った日は町民の絵画や写真、手作りのさまざまな作品が展示されていました。

建物で面白いのは、とても大きな土蔵があって、母屋と渡り廊下で結ばれているところ。

CA3A9188

母屋は江戸時代の建築ですが、土蔵は明治中期の建築らしい。

CA3A9182

建築面積が174平方メートルだそうですから、都内の一戸建て住宅よりはるかに広い蔵ですか。

神奈川県内で現存する土蔵のなかでも有数の規模を誇るそうな。しかも、二階建てになっていて、ゆったり暮らせそう。

中では、明治時代、開成町を走っていたという湘南軽便鉄道のミニチュア模型が展示されていました。

CA3A9183

あしがり郷瀬戸屋敷を出て、ふたたびあじさいを見ようと、今度は岡野あじさいの里へ向かいます。

開成町のあじさいは、あじさいの里がメインですが、こちらでもあじさいが見られるそうです。

CA3A9197

あじさいの里ほど人は多くありませんでしたが、逆にゆったりとあじさいを鑑賞するにはこちらも捨てがたい魅力がありますね。

CA3A9199

行った日は、近くの老人施設のお年寄りたちがあじさいを見に集まっていました。

ゆっくり車いすに座ってあじさいを見るには、こちらの会場のほうがいいかも。

私も静かにあじさいの美しさを堪能しました。

駅へ向かう帰り道、田んぼの水路沿いに茎がひゅーと伸びた鮮やかな花を見かけました。

CA3A9204

支柱のない朝顔みたいと思って家に帰って調べてみたら、ハナアオイというらしい。

エキゾチックな感じがしたのですが、イタリアやスペインなど地中海地方を中心に自生しているそうな。

日本の昔ながらの水田風景と地中海の花とのコラボもなかなかいいですね。

 

取材日 2014年6月13日

follow us in feedly